2024.2.7 第1073回 例会(移動例会)開催  米百俵プレイス ミライエ長岡

例会報告

2024.2.7(水)第1073回例会は、令和5年6月30日に竣工した長岡市米百俵ミライエ長岡・西館4階ミライエステップ(定員100名、階段状の座席になっており、講演等を開くには見易く、最適と感じる空間です。)で開催しました。例会開始前に希望者は午前11時に集合し、ミライエ館の担当の方より西館に入っている施設・設備などの簡単な説明を受けた後、館内見学をしました。最初に3階エリアにある、長岡市に居住していた人なら馴染み深く、学びの拠点として長岡市民に愛され、そして、ここに移転してきた互尊文庫を見学しました。このエリアは誰でもが自由に出入りでき、ルールを守れば、飲食可能になっているそうです。天井が高く、開放感のある造りで、しかも静寂した空間で、時間を忘れていつまでも居座りそうなエリアでした。ミライエ長岡西館としての最上階 の5階は今日、例会で使用する4-5階の通し空間を利用したミライエステップを横目で眺めながら、定員30名までの多目的スタジオが2室併設されているエリアや3Dプリンター、PCが置かれている“ものづくりラボ”のエリア、展示品ギャラリースペースのエリアを見学しました。また、奥にはプライベート空間として使用出来、専門書や学術書の置かれている互尊文庫の別棟階があり、防音ガラス窓で仕切られている部屋の中を外側から拝見しました。そして、東側のホールにはミライエ長岡周辺の未来の建造物群のジオラマがあり、窓の外を眺めながら、一足早く、長岡市街地の将来像を思い描くことが出来ました。

希望者による館内見学の後、館内での昼食(仕出し弁当)時間を挟み、第1073回例会は12時30分に開催されました。今回は移動例会の為、通常の例会次第は省略しました。司会進行は礒谷哲夫Lが務め、会長・三上健一Lのご挨拶を頂いた後、高橋治美Lによる幹事報告がありました。

今回の幹事報告は先に発生した“令和6年 能登半島地震”の長岡柏ライオンズクラブとして、国際協会333-A地区キャビネットを通しての支援金拠出が臨時理事会で承認されて旨の報告と本日、ご出席者から賛否を求める議題が主となりました。この議題は、出席された方からは一切の異論も出づ、全会一致の賛成により承認されました。また、今後、この支援のあり方については、長岡柏ライオンズクラブ独自の支援を行うべく、引き続き、議論して参ります。

幹事報告終了の後は、本日お招きしたゲストスピーカーの講演となりました。本日、講演して下さる方のご芳名は『加地 聖哉 (Seiya Kaji』氏でした。講演は“地方でアーティストを生業とする者の一例”と題して、プロジェクターを使用し作品の数々を映しながらのお話でした。

加地氏は新潟県村上市でお生まれになり、公立大学法人長岡造形大学で学ばれ、『廃材を用いた』数々の作品を発表され、現在、長岡市栃尾を拠点として活躍されているアーティストです。加地氏の講演でプロジェクターに映される作品には、独特の感性があり、また、その製作技法が唯一無二のものであることを感じました。加地氏の年齢は30歳前ですが、自分の道を究めていこうとする姿勢、アグレッシブさ、バイタリティさに将来を嘱望される若者の姿を見た思いです。加地氏のますますのご活躍をお祈りいたします。

加地氏のご講演が終わり、長岡柏ライオンズクラブからはご講演の感謝を込め、三上会長より謝意が手渡され、最後は野尻佳宏Lのご発声によるライオンズローアをもって第1073回、移動例会は閉会しました。

会報「柏だよりvol.135」を発刊いたしました。こちらよりご覧ください。

(会計 L 山﨑 明)